最後の昆虫採集
最後の昆虫採集




夏休みも終わりましたね。
皆さんは夏休みの宿題はどうしていました?
きちんと計画通りに終わらせていましたか?

わたしはバッチリ早めに終わらせ、もう最後の一週間は
焦っている友達を見て、ほくそえんでいる

わけなく、ほくそえまれている方でした。


そんな、懐かしい小学校低学年の頃のお話を・・

わたし、小学生のころ、一度だけ昆虫標本を作りました。
もう、8月31日までかかって何とか十数匹の標本を作ったんです。
りっぱな標本箱とかでなく、蓋のあるお菓子箱でしたが・・
しかし・・・
なんだか9月1日の登校日に、なんだか足らないように思えてきたのでした。

そこで、手直に捕まえられる虫を追加しょうということで、庭で
コオロギを捕まえたのでした。
「ごめん」とわびながら、昆虫標本セットの(これ、最近見ませんが、
お子さま用の注射器、殺虫剤、防腐剤、虫ピンなどがセットになったやつです。
なつかしいな〜。おっと話を戻して)
注射器でクスリを注射し、虫ピンで刺して蓋をして、これでよし!
と学校に登校したのでした。


さて、みんなが先生の机の上に宿題を提出し、お互い何を持ってきたのか
チェックなどしていると、女の先生が一つ一つ見始めたのでした。

コイタも、「よし一匹増えてるし、バッチリだ」と思って先生がコイタの
宿題を見るのをわくわくして見ていたのでした。

そして、先生はいよいよコイタの標本の蓋を開けたのでした。


「キャー」

先生が突然叫びました。あわてて近寄ってみると、箱の中では
仮死状態から目覚めたコオロギがピンで止められたまま暴れていました。


それ以来、昆虫の標本なんて作ったことありません。



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