「緊急着陸のアラスカ」とは?

 

 1996年の3月下旬に一週間ほど仕事でアメリカの西海岸の何カ所かを回りました。仕事自体は無事終り、さてサンフランシスコから成田に帰る途中です。機内放送で(英語がよーわからん)、何かがアナウンスされたかと思うと、ネイティブの人がざわざわし始めました・・・。私はすっかり???でしたが、どーやらエンジンがいかれて、アンカレッジ空港に緊急着陸するとのこと。まさか落ちることはないだろうとは思いましたが、それでもねー。いやですよね。ですからワインとビールをもらい、酔っぱらってしまうことにしました。 (知らぬが仏、じつは窓際の人は壊れてカバーの外れたエンジンが見えていたとのこと) さて、いよいよアンカレッジ空港が近づいてきました。

 そろそろ暗くなった空港に、異常に低い角度で無事着陸しました(コイタは酔っていて、後で隣の人に聞きました)。外人さんはのりがいいですね〜、拍手喝采がわきました。酔ったコイタにも暗闇に無数に光る赤いランプの光が見えました。たくさんの救急車、消防車、パトカーです。あら、まじでヤバかったのかと思いましたね。さて、今夜は航空会社持ちで高級ホテルに泊まれることになりました。今回の旅行で一番いいホテルです。でも、帰りの便がいつになるかは不明とのことでした。ホテルについて、500人もの人が一度にチェックインするんですから、並んだ並んだ(笑)。やっとベットに入ったのはもう11時頃だったでしょうか。  

   翌朝、並んで朝食を食べ、さてする事がありません。ここで問題なのは、乗客はトランクが返してもらえず、コイタは小さいバック一つしか持っていなかったのです。3月下旬の九州に帰るつもりのコイタは厚手のシャツしか来ていませんでした。外に出ると寒いです。あたりまえです。ここは北緯61度13分、東経149度53分のアンカレッジですもの(マックの世界地図検索を初めて使ったのでうれしくて東経まで書くおばかなコイタ)。

コイタは、寒風吹きすさぶアンカレッジの街に出て、すれ違う人々の目線を避けながらおみやげ屋さんに 飛び込み、赤いフィールドパーカーを買いました。(これ、今でも着ていますが静電気がすごい。バチバチです。)出発がいつになるか分からないので、海まで歩いて行ったり、訳の分からない地元のドッグショーを見たり、お土産を買ったりしていました。(今回の旅行で、ここでのお土産が一番多かったです。) その後、約半日後にやっと飛行機は出発。しかし成田に着いたのは夜の10時近くです。コイタはもう一泊、羽田に泊まり、始発の飛行機に乗り、やっとの思いで九州に帰り、その足で、佐賀市で開催された学会に参加することができました。そこで久しぶりに会ったコイタの先輩が一言

「おまえ、目が真っ赤だぞ。」 そりゃ寝不足と疲労でしょうがありません・・・                                                         




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